2014年に購入してから、気づけば12年。
ASUS Xonar Essence Oneは、今でも自分のPCオーディオ環境の中心で使い続けているDACです。
音楽、映画、ゲーム、YouTube、動画編集まで、ほぼすべてのPC音声をこの1台に任せてきました。
長く使っているだけあってかなり愛着があるのですが、ここ3年ほどでボリュームを回したときに「ガリガリ」「バリバリ」と大きなノイズが出るようになりました。
最近は特に症状が激しくなり、スピーカーを痛めるんじゃないかと不安になるほど。
今回は、Xonar Essence Oneを12年間使ってきて感じた良かったところ、不満点、ボリュームのガリ症状、実際に試して改善した方法までまとめます。

2014年、中古ショップでXonar Essence Oneに出会った
Xonar Essence Oneを購入したのは2014年です。
当時、自分は中古ショップで働いていて、そこにこの製品が入荷してきたことで存在を知りました。
もともとPCの音をもっと良くしたいとは思っていましたが、最初に惹かれたのは見た目です。
金属筐体の重厚感。
昔の高級オーディオ機器っぽい雰囲気。
そして何より、
「ASUSがDACを出している」
というハイパーニッチな感じです。
ASUSといえば、個人的にはマザーボードやグラフィックボードなどPCパーツのイメージが強かったので、こんな据え置き型DACを出していること自体がかなり面白く感じました。
しかも、知っている人がそこまで多くない。
マニアにしか知られていない感じが、かなりオタク心をくすぐられました。
結果的には、半ば衝動買いです。
購入価格は中古で2万円前後だったと思います。
今考えると、かなり良い買い物だったと思います。
現在の使用環境
現在は、以下の構成で使っています。
PC
↓
ASUS Xonar Essence One
↓
YAMAHA MSP5 STUDIO
あわせて、ヘッドホンもEssence Oneに直接接続しています。

Essence Oneで特に便利だと感じているのが、スピーカー出力とヘッドホン出力のボリュームが独立していることです。
PC作業中はMSP5 STUDIO。
夜や集中したいときはヘッドホン。
この切り替えがしやすく、12年間使っていても使い勝手の良さを感じています。
12年使って感じる音質と使い勝手
正直なところ、自分はDACを何台も比較してきたわけではありません。
そのため、
「解像度がどう」
「音場がどう」
「S/Nがどう」
といった細かいオーディオ評論はできません。
ただ、長年組み合わせているYAMAHA MSP5 STUDIOとの相性にはかなり満足しています。
個人的には、低音や高音のどこかが極端に強調される感じはなく、全体的にフラットでバランスよく鳴っている印象です。
音楽だけでなく、映画、ゲーム、YouTube、動画編集など幅広く使っていますが、音質面で買い替えたいと思ったことはほとんどありません。
むしろ、特に不満がないからこそ12年間使い続けている、というのが一番正確かもしれません。
アップサンプリング機能は正直よく分からなかった
Xonar Essence Oneにはアップサンプリング機能があります。
購入当初は当然のように試してみました。
ただ、自分の耳では違いをほとんど感じられませんでした。
現在はまったく使っていません。
せっかく付いている機能ではありますが、12年間使った結果としては、自分にとってはなくても困らない機能でした。
このあたりはオーディオ環境や聴く人によって感じ方が変わると思うので、あくまで自分の場合の話です。
3年ほど前からボリュームにガリが発生
長く安定して使ってきたEssence Oneですが、3年ほど前から少しずつ不具合が出始めました。
症状は、ボリュームを回したときのガリです。
6時から11時くらいの範囲でボリュームを回すと、
「ガリガリ」
「バリバリ」
というかなり大きなノイズが出ます。

最初の頃はそこまで気になりませんでした。
ただ、徐々に症状が強くなり、最近ではかなり激しくなってきました。
ガリ音そのものが非常に大きく、
「これ、スピーカーを痛めるんじゃないか?」
と怖くなるレベルです。
10年以上使っている機器なので、最初は
「さすがに経年劣化かな」
と半分諦めていました。
11時以降ではガリが出にくい
自分のEssence Oneでは、11時以降までボリュームを回すとガリがほとんど出ません。
ただし、これは11時以降なら普通に使える、という意味でもありません。
Essence One自体の出力がかなり強いため、PC側の音量を100%にしていると、11時くらいまで上げるだけでもかなりの音量になります。
12時あたりまで回すと、環境によっては普通に近所迷惑になるレベルです。
そのため最近は、PC側のシステム音量を50%程度まで下げています。
そのうえでEssence One側を11時から12時くらいまで回して、最終的な音量を調整しています。
この使い方にしてからは、ガリが出やすい低いボリューム位置を避けやすくなりました。
ボリュームを何度も回したらガリが劇的に改善
ガリがかなり酷くなってきたので、ChatGPTに相談してみました。
そこで最初に試してみたのが、
電源を切った状態でボリュームを何度も往復させる
という方法です。
正直なところ、
「こんなことで変わるのかな?」
と思っていました。
ところが実際に試してみると、ガリが劇的に改善しました。
自分の場合はかなり体感できるレベルで変わりました。
今のところ、
・分解
・接点復活剤
・ボリューム部品の交換
などは一切していません。
もちろん、経年劣化した部品が完全に直ったわけではないと思います。
一時的な改善である可能性もあります。
それでも、いきなり分解したり薬剤を使ったりする前に試す方法としては、かなり手軽でした。
※機器の状態や故障原因によっては同じ方法で改善しない場合があります。無理な操作はせず、異常が大きい場合は専門業者への相談をおすすめします。
それでも買い替えたいと思わない
ガリが出始めたときも、
「もう古いし買い替えかな」
とはあまり思いませんでした。
それくらいEssence Oneに大きな不満がないからです。
見た目も好き。
音も好き。
使い勝手もいい。
そして何より、12年間使っているのでかなり愛着があります。
壊れる気配もなく、長い間ずっと安定して動いてくれました。
もし完全に壊れてしまったら、修理も考えると思います。
ただ、古い製品なので修理費が高額になる可能性もあります。
そう考えると、今のEssence Oneをできるだけ大事に使っていきたいです。
もし次に買うなら?
現時点では、Essence Oneを買い替えたいと思うほど不満はありません。
なので、
「次は絶対にこれを買う」
というDACもありません。
ただ、見た目で気になった製品はあります。
iBasso Audio KUNLUNです。
金属筐体の重厚感があり、Essence Oneと同じように機械っぽさのあるデザインがかなり好みです。
ただし、実際に試聴したことはありません。
音質については分かりません。
価格も10万円クラスになるため、今のEssence Oneが普通に使えている状況で買い替える理由は今のところありません。
2026年に中古のXonar Essence Oneを買うのはアリ?
Xonar Essence Oneはかなり古い製品なので、現在の中古市場では見かける機会がかなり少なくなっています。
自分が購入した2014年当時は中古で2万円前後でした。
今もし状態の良い個体が同じくらいの価格で出ているなら、個人的にはかなり面白い選択肢だと思います。
ただし、発売から長い年月が経っているので、状態確認は必須です。
中古で購入する場合は、少なくとも以下は確認したいところです。
・ボリュームにガリがないか
・左右の音量差がないか
・USB接続が安定しているか
・RCA出力が正常か
・XLR出力が正常か
・ヘッドホン端子が正常か
・各ボリュームノブに異常がないか
特に自分の個体でもボリュームのガリが出ているので、
「昔の高級機だから丈夫」
という理由だけで購入するのはおすすめしません。
状態と価格のバランスを見て判断したほうがいいと思います。

ASUS Xonar Essence Oneを12年使って思うこと
2014年に約2万円で購入したXonar Essence One。
まさか12年間も使い続けることになるとは思っていませんでした。
最新DACと比較すれば、機能面では古い部分もあると思います。
アップサンプリング機能についても、自分にはいまだに違いがよく分かりません。
それでも、
重厚な金属筐体。
昔の高級オーディオ機器のような見た目。
ASUS製DACという珍しさ。
スピーカーとヘッドホンのボリュームを独立して操作できる使いやすさ。
そして12年間安定して使えていること。
これらを含めて、今でもかなり気に入っています。
最近発生したボリュームのガリも、今のところ簡単な方法でかなり改善しました。
これから完全に壊れる日が来るのかもしれません。
それでも、できればまだまだ使い続けたいと思っています。


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