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思い出貧乏にはなるな。


自分が大切にしている言葉があります。

「思い出貧乏にはなるな。」

この言葉を誰かから教わったわけではありません。

これまで生きてきた中で、いつの間にか自分の中にできていた考え方です。

子どもの頃のこと

自分がまだ小さかった頃。

家庭が特別貧しかったわけではありません。

ただ、父親が仕事で忙しく、一緒に遊びに出掛けた記憶がそれほど多くありません。

大人になってから考えると、父親にもいろいろな事情があったのだと思います。

それでも自分が親になったとき、

「子どもとの時間をできるだけ残したい」

と思うようになったことには、この頃の経験が少なからず影響している気がします。

20代は音楽をやっていました

20代の頃は音楽活動をしていました。

自分なりに夢中になって続けましたが、道半ばで挫折。

気がつけば30歳目前でした。

人生設計なんて、ほとんど考えていませんでした。

貯金もありません。

それでも、

「人生一回きりなんだから、自分が興味のある世界で生きてみたい」

と思い、一念発起して大阪から東京へ出ました。

大阪から東京へ。そして秋葉原へ

昔からゲームやアニメが好きでした。

いわゆるオタクです。

だったら、せっかく東京へ行くなら自分の好きな世界の「聖地」で働いてみよう。

そんな気持ちで秋葉原の中古ショップで働くことになりました。

今考えると、かなり勢いで生きていたと思います。

でも、その東京で今の妻と出会いました。

そして程なくして子どもができました。

お金はなかった。でも家族ができた

貯金もなく、人生設計もまともにしていない状態から始まった結婚生活。

当時の給料も決して高くありませんでした。

正直、金銭的にはかなり苦しかったと思います。

だから頻繁に旅行へ行けるわけでもない。

高級なレストランへ行けるわけでもない。

でも、たまに家族で出掛ける時間が、自分にとってものすごく特別でした。

遠くまで行かなくてもいい。

近場でピクニックするだけでも立派なイベント。

子どもと一緒なら、それだけで面白いことが起きます。

お金がないことと、思い出がないことは別なんじゃないか。

そんな感覚が少しずつ自分の中にできていきました。

「この時間を残しておきたい」

子どもはどんどん成長します。

昨日できなかったことが、突然できるようになる。

初めて野生の動物に触れた日。

初めて補助輪なしで自転車に乗れた日。

スノーボードで、初めて転ばずに最後まで滑り切った日。

その瞬間は一度しかありません。

だから自然と、

「この時間を残しておきたいな」

と思うようになりました。

最初はスマホです。

旅行やお出掛けのとき、なんとなく動画を撮っていました。

ちなみに今では、妻もスマホで動画を撮るときは横向きで撮ってくれるようになりました。

我が家ではいつの間にか、それが当たり前になっています。

動画を編集すると「物語」になった

撮影しただけの動画は、スマホやパソコンの中にある断片的なデータです。

でも、それを並べてみる。

いらないところを削る。

音楽をつける。

少しずつ編集する。

すると、バラバラだった映像が一本のストーリーになりました。

「この日にこんなところへ行った。」

だけではなく、

「こんなことがあって、こんな顔をして、最後はこうなった。」

その日の家族の物語として見られるようになったんです。

それが、自分がVLOGを作り始めた理由です。

動画は時間を超えて、もう一度楽しめる

自分の実家は大阪にあります。

東京で暮らしている自分たち家族とは離れています。

でもYouTubeにVLOGをアップすれば、祖父母にも子どもの成長を見てもらえます。

言葉で一つひとつ説明する必要もありません。

動画を見てもらえば、

「最近こんなことがあったんだ」

ということが自然に伝わります。

そして自分たち自身も、昔のVLOGを見返します。

すると不思議なもので、

「あのときどう思ってた?」

「怖かった?」

「こんなに小さかったんだな」

と、映像をきっかけに当時の感情まで蘇ってきます。

子ども自身が、そのとき感じていたことを話してくれることもあります。

一度経験した時間なのに、動画を見返すことで、もう一度家族で楽しめる。

これが、自分にとってVLOGを残す一番の価値なのかもしれません。

再生回数を増やしたくて始めたわけではない

YouTuberになりたかったわけではありません。

再生回数もチャンネル登録者数も、それほど気にしていませんでした。

動画は家族との思い出を残して、共有するための手段。

それで十分でした。

最初に作っていた動画は、本当に単純なものでした。

撮影したデータを時系列に並べる。

細かく切る。

テロップをたくさん入れる。

なんとなく「YouTuberっぽい動画ってこういう感じかな?」と思いながら、がむしゃらに作っていました。

当然、今見ると無駄に長い。

テロップも多い。

でも、それで良かったんだと思います。

作り続けたからこそ、少しずつ分かるようになりました。

「動画編集」が好きになっていった

何本も作っているうちに、

「ここはいらないな」

「この順番のほうが見やすいな」

「ここで音楽を変えたい」

「一本の動画にも起承転結があったほうが面白いな」

と、自然に考えるようになりました。

最初はVegas Proを使っていました。

ただ、使っている人が少なく、参考になる情報を探すのにも苦労しました。

そこでPremiere Proへ移行。

そして2024年の夏休みVLOGを作ったとき、それまでのYouTuberっぽい編集から、VLOGらしい映像の見せ方へ方向を変えてみました。

これが自分の中で、ものすごくハマりました。

「こういう動画を作りたかったんだ。」

そこから動画編集そのものが、どんどん面白くなっていきました。

クオリティが上がれば、もっと良いものを作りたくなる。

せっかく作るなら、ダサいものより「これいいね」と思ってもらえるものを作りたい。

今では動画を残すことだけでなく、つくること自体も自分の楽しみになっています。

家族以外の動画を編集することも

以前、友人のミュージシャンの動画編集を手伝ったこともあります。

ファン限定の動画でした。

家族のために始めた動画編集が、誰か別の人のために使える。

これは自分にとって新しい経験でした。

自分が身につけてきたスキルで誰かに喜んでもらえるなら、こんなに嬉しいことはありません。

いつかAzzn Studioを通じて、動画編集の仕事を依頼してもらえるようになれたらと思っています。

ガジェットについて

昔からゲームやアニメだけでなく、機材やガジェットも好きです。

だからといって、最新ガジェットを次々に購入できるわけではありません。

自由に使えるお金には限りがあります。

だからこそ、気に入って買ったものは結構長く使います。

10年以上使っているDAC。

15年ほど使っているYAMAHAのスピーカー。

5年ほど使っているDJI Pocket 2。

昔から機材の手入れやメンテナンスもかなりするほうでした。

Azzn Studioのガジェットレビューでは、最新製品を誰よりも早く紹介することはできないと思います。

その代わり、

「自分のお金で買って、本当に使ってきたもの。」

について書きたいと思っています。

5年使ったから分かること。

10年使っても手放さない理由。

長く使ったから出てきた不満。

そんな実体験を残していきます。

Azzn Studioでやりたいこと

自分は大勢の登録者がいるYouTuberではありません。

長年プロとして活動してきた映像クリエイターでもありません。

普通に仕事をしている会社員です。

そんな自分が、家族との思い出を残したくて動画を作り始めました。

そこから撮影を覚え、編集を覚え、機材に興味を持ち、少しずつ「つくること」が好きになりました。

Azzn Studioでは、その過程も含めて発信していきたいと思っています。

VLOG。

動画編集。

実際に長く使ってきたガジェット。

そして、これから新しく挑戦すること。

将来的には、このサイトをきっかけに動画編集の仕事を依頼してもらえるようになりたい。

自分のスキルで誰かに喜んでもらえたら最高です。

副業として収入にもつながれば、もちろん嬉しい。

でも、それだけが成功だとは思っていません。

自分の作った動画や、自分の書いた記事を見て、

「これ、ちょっといいな」

「自分もやってみようかな」

と思ってくれる人が一人でもいたら。

Azzn Studioを作った意味は、それだけでも十分あると思っています。

思い出リッチに生きよう

経験する。

撮る。

編集して、ひとつの物語にする。

家族と共有する。

そして何年か経って、もう一度みんなで楽しむ。

一度しかない時間を、何度でも思い出として楽しむ。

それが、自分の考える「思い出リッチ」です。

人生は一回きり。

最後にたくさんの思い出に囲まれて、

「幸せだったな」

と思えたら最高じゃないですか。

思い出貧乏にはなるな。

思い出リッチに生きよう。

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