もともと、何かを作ることは好きだった
20代の頃はバンドを組んでLIVEや音源制作など精力的に活動していました。
曲を作るのも一苦労あり、なかなか形にならなかったり、思ったようなものができなかったり。
自分一人で作ることもあれば、メンバーとアイデアを出し合いながら作ることもありました。
意見がぶつかることもあるし、何度もやり直すこともある。
それでも、レコーディング作業が終わり、作品が完成したときはやっぱり嬉しかった。
時間をかけて作ったものには、自然と思い入れが生まれます。
振り返ってみると、完成した作品そのものだけじゃなくて、そこに辿り着くまでの時間も好きだったのかも。
20代の頃は、広く届けたかった
ただ、20代の頃と40代の今では、「作る理由」がかなり変わったと感じる。
20代の頃は、できるだけ多くの人に見てもらいたかったし、聴いてもらいたかった。
知らない人にも届いてほしかったし、評価もされたかった。それがひとつの目標だった。
40代の今は、届けたい人がいる
でも今は少し違ってて。もちろん、たくさんの人に見てもらえたら嬉しいけど、
でも、それ以上に
「届けたい人がいる」
という気持ちのほうが強くなった。
家族だったり。子どもだったり。自分にとって大切な人たちだったり。
その人たちの記憶に残るものを作りたい。
そう思うようになりました。
自分がいなくなったあとにも残るもの
年齢を重ねたこともあると思う。
40代になって、自分の人生にも限りがあるということを、昔より考えるようになった。
死生観というほど大したものではないけど、いつまでも生きられると思っているわけではない。
ただ、いつ死んでも悔いのない人生を生きたいと、常々感じていることではあります。
だから少し大げさに聞こえるかもしれないけど、自分がこの世からいなくなったあと何か残してあげたいと思う。
自分の人生の伸びしろを考えても残念ながら、大金を残せそうにはない。
だったら、お金ではない何かを残したい。
自分が何を考えていたのか。どんなものが好きだったのか。どんな時間を大事にしていたのか。
「こんなこと考えてたんやな」
とか、
「この時こんな感じやったな」
と思ってもらえたら、それでいいのかもしれません。
お金を出しても買えないものを作りたい
Azzn Studioも、その延長線上にあります。
動画を作る。文章を書く。好きなものについて残す。家族との時間を記録する。
一見するとバラバラに見えるかもしれませんが、でも自分の中では全て繋がってます。
自分が作りたいのは、お金を出せば買えるものではありません。
もっと高いものを買えば手に入る。なくしたら、また買い直せる。
そういうものではなくて、お金を出しても買えないもの。
失ったあとには、もう買い戻せないもの。
そういうものを大事にして生きたいと思っています。
その時にしか残せないものがあるから。
だから40代になった今、もう一度、何かを作りたいと思いました。
昔とは少し違う理由で。誰かに広く知られるためではなく、
大切な人の中に、少しでも残るものを作るために。



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